●『中等度の運動が癌患者のQOLを改善する可能性 』

「ウェイト・トレーニングが乳癌生存者のQOL（生活の質）を改善する」という結果が報告された。
治療後4-36カ月の乳癌生存者86例を週2回のウェイト・トレーニングによる治療群、治療しない群のいずれかに割り付けた。トレーニング治療しない群と比較して、治療群では、心身の活動度があがり、外出などの回数が増え、筋力も増強し、生活レベルが明らかに向上し、健康的な生活がおくれるころが明らかになった。
手術後あるいは、抗がん剤治療中に、外出して週2回以上は積極的に運動することが大事である。